船外機のキャブレーター清掃・オーバーホール方法!
船外機が掛からない!
そんなトラブルにあったこと、今までありませんか!?
不調の原因として代表的に挙げられるのが、キャブレーター。
今回は、船外機のキャブレーターの清掃・オーバーホールについてお伝えします!
今回対象の船外機は、HONDAの4ストローク船外機、BADS(BF5A)です。
少々型の古い船外機となりますが、少しでも皆様の参考になれたら幸いです!
目次
船外機が不調の原因
船外機が不調の場合、まずは簡単な燃料ホースのところからチェックしていきます。
・燃料ホースがねじじれていないか?
・燃料フィルターにゴミが詰まってないか?
その他にも代表的なところとして挙げられるのがスパークプラグ。
そちらを確認しても動かない場合、キャブレーターの詰まりが原因になっていることが多いのではないかと思います。
キャブレーターの清掃・オーバーホールに使用する道具
今回は、下記道具を用意してキャブレーターのオーバーホール・清掃を行っていきました。
・キャブレータークリーナー
・歯ブラシ
・バケツ
・各種工具(キャブレーターの取り外し、分解に使用)
キャブレーターの取り外し
まずは、キャブレーターを取り外していきます。
私の船外機は、下の画像の赤い丸の部分にキャブレーターが付いております。
まずは、キャブレーターとつながっているホースやチョークの金具等を取り外していきます!
色々な大きさのボルトがあったりするため、事前にサイズを調べ、工具を準備しておきましょう。
無事、キャブレーターを取り外すことが出来たら、キャブレーターの分解です!
キャブレーターの分解
まずは、出来る範囲で分解をしていきます!
その際、清掃後の取り付けの際に順番を忘れてしまわない様、都度写真で撮影したり、メモしたりして進めていきましょう!
分解してみると、やはり汚れが溜まっているのが分かります。
キャブレーターが分解出来たら、次はいよいよオーバーホール・清掃です!
キャブレーターのオーバーホール・清掃
分解をしたら、いよいよキャブレーターの清掃です!
分解したそれぞれのパーツにキャブレータークリーナーをスプレーし、歯ブラシ等で磨いていきます。
その後、バケツの中でキャブレータークリーナをスプレーし、そのまま30分間待ちます。
ニードル部分や各穴は特に詰まりやすいので、念入りにスプレーし、詰まりを確認しながら進めていきます。
キャブレーターの水洗い・乾燥
30分、付け置きが完了したら、水で簡単に洗い流します。
その際、穴に詰まりがないか確認するために、口で息を吹いて空気がしかっり通るか確認すると良いかと思います。
洗い流したら、水が残らない様に乾燥しましょう!
キャブレーターの組み立て・完了
最後にキャブレーターを元に合った通りに組み立てなおし、船外機に取り付けたら完了です!
オーバーホール・清掃前は掛かりもしなかったエンジンが、アイドリングもある程度安定するまでに改善されました!
キャブレーターのオーバーホール・清掃、いかがでしたでしょうか!?
改善点や意見等がありましたら、お気軽にご連絡いただけたら幸いです!