海上で船外機のエンジンがかからなかった時の備え・対処法
2022/07/19
皆様は、今まで海上で船外機が停まってしまった経験ありますか!?
私は2回ほどあります。
一度目は、スパークプラグがかぶってしまったことが原因、二度目は単純にガス欠でした。
車であれば路肩に停車して、自動車保険なり、カーサービスに連絡すれば大抵大きなトラブルにはならないかと思いますが、船の場合はそうはいかない場合が多々あります。
例えば、そこが大きなタンカーの通り道であった場合…、
例えば、外洋に出ており、どんどん沖に流されていった場合…。
船長でなくとも、想像したらとても恐ろしいです…。
今回は、そんな時のためにどんな事に備えたら良いか、また船外機が停止してしまった時にどう対処したら良いか、今までの経験を踏まえ、備えや対処法をまとめていきます。
目次
バッテリーが原因の時の備え・対処法
常にソーラーで充電しておく
私の様な週末船長の場合、平日の乗らない時にジリジリとバッテリーの容量が減ってしまいます。
私が船を購入した時の最大の悩みだったのですが、これをすることで大分解消されました。
大きく容量が増えるわけではありませんが、チリも積もれば山になります。
私の場合、まずは1万円いかないくらいのものを購入したのですが、それでも非常に大きな効果を実感しております。
予備バッテリーを準備しておく
私の場合、同じ型のバッテリーを2つ船に積んでおり、サブバッテリーの方は普段電動リール電源として利用しております。
万が一、メインのバッテリーが上がってしまった場合、こちらと交換することで対処することができます。
ジャンプスターターを備える
ジャンプスターターは、外付け出来る小型のバッテリーです。
これを使用することで、エンジンの始動は可能となります。
ガス欠の時の備え
予備の燃料を積んで出港する
私の場合、出港時、燃料は満タンの状態で出港し、その日使うであろう分の燃料を積んで出港します。
こうすることで、万が一ガス欠になったとしても、燃料を追加でいれることで対処できます。
スパークプラグの失火(スパークしない)
私の場合、予備のスパークプラグを常に備えております。
以前交換した古いスパークプラグでも、捨てずにとっておくと良いのではないかと思います。
万が一、予備のスパークプラグがない場合は、一度スパークプラグを取り外し、きれいな布でよく拭いて乾燥させます。
以上、私が経験したことを中心にまとめさせていただきましたがいかがでしょうか。
その他、皆様が経験したトラブル、備えなどありましたらコメントいただけたら幸いです!